大幸薬品 正露丸
大幸薬品 正露丸
SKU:4987110001737
胃腸薬 正露丸は、100年以上前から、ご家庭で使用されている常備薬です。
生薬である主成分の日本薬局方(日局)木(もく)クレオソートは腸の正常な運動を止めることなく、腸内の水分バランスを調整し、おなかを正常な状態に戻します。特に食あたり、水あたり、消化不良といった食べ物、飲み物が原因で起こる軟便、下痢およびストレス、かぜなどの原因で起こる軟便、下痢にすぐれた効き目を発揮します。本剤は日局木(もく)クレオソートをはじめアセンヤク末、オウバク末、カンゾウ末、チンピ末などの生薬が配合された、水分を含んだやわらかい丸剤です。
森からの贈り物
正露丸には独特の匂いがあります。「この匂いが効きそう!」と、言ってくださる方もあれば、ちょっと苦手な方もいらっしゃいます。これは、主成分日本薬局方(日局)木(もく)クレオソートの匂いです。そしてこの日局木(もく)クレオソートが、正露丸がお腹に作用する主役となる成分です。
ブナやマツなどの原木を炭化したときに出る煙を冷却し、液化して静置すると木(もく)タールが得られます。この木(もく)タールを繰り返し蒸留精製して得られるのが日局木(もく)クレオソートです。この工程からもわかりますように、日局木(もく)クレオソートは天然物のみからできた生薬といえます。
大幸薬品の正露丸、セイロガン糖衣Aは、国内で原料から一貫製造・管理した日局木(もく)クレオソートを使っています。
ちょっぴりクセのある正露丸の匂い・・・これは、森林から生まれた安心の証でもあるのです。
正露丸とセイロガン糖衣Aの違い
正露丸
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セイロガン糖衣A |
正露丸は、黒茶色の丸剤 正露丸には、主成分日局木(もく)クレオソート以外に、4種類の生薬、日局アセンヤク末、日局オウバク末、日局カンゾウ末、陳皮末が配合されています。これらの生薬は、日局木(もく)クレオソートの効果を助け、その働きを持続させています。さらに、正露丸には、歯に詰めることによる歯痛(虫歯痛)への効能がプラスされています。 |
セイロガン糖衣Aは、白い錠剤 セイロガン糖衣Aには、主成分日局木(もく)クレオソート以外に、2種類の生薬、日局ゲンノショウコ末、オウバク乾燥エキスが配合されています。これらの生薬は、日局木(もく)クレオソートの効果を助けています。 |
添付文章
添付文章
特徴
胃腸薬 正露丸は、100年以上前から、ご家庭で使用されている常備薬です。生薬である主成分の日本薬局方(日局) 木クレオソートは腸の正常な運動を止めることなく、腸内の水分バランスを調整し、おなかを正常な状態に戻します。特に食あたり、水あたり、消化不良といった食べ物、飲み物が原因で起こる軟便、下痢、およびストレス、かぜなどの原因で起こる軟便、下痢にすぐれた効き目を発揮します。本剤は日局 木クレオソートをはじめアセンヤク末、オウバク末、カンゾウ末、チンピ末などの生薬が配合された、水分を含んだやわらかい丸剤です。
【第2類医薬品】
効能・効果
軟便、下痢、食あたり、水あたり、はき下し、くだり腹、消化不良による下痢、むし歯痛
<効能・効果に関連する注意>
用法・用量
1.次の量を食後(なるべく30分以内)に必ず水またはお湯といっしょに服用してください。
[年令:1回量:1日服用回数]
成人(15才以上):3粒:3回
11才以上15才未満:2粒:3回
8才以上11才未満:1.5粒:3回
5才以上8才未満:1粒:3回
5才未満:服用しないでください
2.むし歯痛には、1~1/2粒を歯窩(むし歯の穴)につめてください。
<用法・用量に関連する注意>
(1)定められた用法・用量を必ず守ってください。
(2)5才以上の小児に服用させる場合には、服用量のまちがいや薬剤がのどにつかえることがないよう、保護者の指導監督のもとに服用させてください。
成分・分量
9丸中
木クレオソート 400mg
アセンヤク末 200mg
オウバク末 300mg
カンゾウ末 150mg
チンピ末 300mg
〔添加物〕
ケイヒ末、カルメロースカルシウム(CMC-Ca)、グリセリン
<成分・分量に関連する注意>
※一般に「クレオソート」と呼ばれるものには、生薬である日局 木クレオソートのほかに石炭より抽出される工業用のクレオソート油(石炭クレオソート)がありますが、これらは原料、成分及び用途の異なる全く別の物質です。なお、発がん性試験の結果、日局 木クレオソートに発がん性は認められませんでした。
剤形
丸(内服-錠剤)
使用上の注意
■してはいけないこと
〔守らないと現在の症状が悪化したり、副作用・事故が起こりやすくなります〕
1.次の方は使用しないでください。
今までに本剤又は本剤の成分によるアレルギー症状(発疹・発赤、かゆみ、むくみなど)を起こしたことがある方
2.むし歯痛に使用する場合、本剤は一時的に痛みをとるのみで治療効果はありませんので、痛みが治まってもなるべく早く歯科医師の治療を受けてください。また、痛みがやわらげば、本剤をむし歯の穴から取り除き、決してつめたまま放置しないでください。
■相談すること
1.次の方は本剤を使用する前に医師、歯科医師、薬剤師又は登録販売者に相談してください。
(1)医師又は歯科医師の治療を受けている方
(2)発熱を伴う下痢のある方、血便のある方又は粘液便の続く方
(3)妊婦、妊娠していると思われる方又は授乳中の方
(4)高齢者
(5)薬や化粧品などによるアレルギー症状を起こしたことがある方
(6)肝臓や腎臓に疾患のある方
2.使用後、次の症状があらわれた場合は副作用の可能性があるので、直ちに使用を中止し、この添付文書(説明文書)を持って医師、歯科医師、薬剤師又は登録販売者に相談してください。
[関係部位:症状]
皮膚:発疹・発赤、かゆみ、むくみ
消化器:吐き気・嘔吐、便秘、食欲不振、胃部不快感
精神神経系:めまい、頭痛
まれに次の重篤な症状が起こることがあります。その場合は直ちに医師の診察を受けてください。
[症状の名称:症状]
肝機能障害:全身のだるさ、黄疸(皮膚や白目が黄色くなる)等があらわれる。
3.数日間(目安として5~6日間)服用しても、症状がよくならない場合は服用を中止し、この添付文書(説明文書)を持って医師、歯科医師、薬剤師又は登録販売者に相談してください。
4.むし歯痛に1、2度使用しても痛みが取れない場合は使用を中止し、この添付文書(説明文書)を持って歯科医師に相談してください。
保管及び取扱い上の注意
1.小児の手の届かない所に保管してください。
2.誤用をさけ、品質を保持するため、他の容器には入れかえないでください。
3.直射日光をさけ、涼しい所に密栓して保管してください。
4.使用期限の過ぎたものは、使用しないでください。